急に在宅勤務をすることになり、家での作業が多くなったあなた!
今まで家で仕事をできる環境を整えていないせいか、簡易的な椅子やソファを使って仕事をする羽目に…。
最初は快適だと思っていても、日に日に腰を痛めて、在宅での仕事が億劫になってしまうモノです。
そこで今回は、在宅勤務(リモートワーク)でおすすめできる椅子(チェア)をご紹介!
・Amazon・楽天などで安く手軽に購入できる椅子
・腰を痛めない快適な椅子
など、徹底的に解説していきます。
最後にはレンタル椅子についても紹介しているので、これから在宅勤務の環境を整えようとしている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
在宅勤務におすすめな椅子(チェア)の選び方
何となく椅子を買ってしまうと、「机と合わなかった」とか「腰が疲れてしまう」など、購入してから後悔してしまいます。
そこでまずは、購入後に後悔しないように、在宅勤務で椅子を購入する時に必ずチェックしておきたい選び方について紹介していきます。
選び方①:椅子の高さが机の高さと適切なものを選ぶ
椅子選びで最も重要になるのが、椅子の高さと机の高さがマッチしていることです。
机の高さとマッチした椅子を購入するためには、『理想の椅子の高さ』を計算する必要があります。
<理想の椅子の高さ(座面高)の計算式>
差尺=(座高÷3)ー(2~3cm)
理想の椅子の高さ(座面高)=(机の高さ)ー(差尺)
※座面高とは、地面から座面までの高さのこと
※差尺とは、座面から机までの高さのこと
椅子を選ぶ際は上の計算式に当てはめて、理想の椅子の高さ(地面から座面までの高さ)を計算してから選んでみてくださいね!
選び方②:長時間作業する人は『ハイバックタイプ』、コンパクトな椅子を探している人は『ローバックタイプ』
背もたれの高さで選ぶ時にポイントとなるのが、ハイバックタイプとローバックタイプの2種類です。
ハイバックタイプは座り心地が非常によく、背もたれが広くできているので身体をしっかりと受け止め楽な姿勢で座れます。
一方、ローバックタイプはコンパクトな設計になっているので、若干背もたれ部分が小さく作られています。
自宅にあまり広いスペースが無く、コンパクトな椅子を探している人はローバックタイプを選択してみてくださいね!
選び方③:目的に合わせて種類を選ぶ
デスク用の椅子には、『エルゴノミクスタイプ』・『事務回転椅子タイプ』・『エグゼクティブタイプ』の3種類があります。
それぞれ、どのように選ぶと良いのか、特徴をおさらいしながら見ていきましょう。
『エルゴノミクスタイプ』は長時間作業でも快適に座りたい人におすすめ
エルゴノミクスタイプは人間工学に基づいて作られているタイプの椅子で、人の背中にフィットする様にカーブしているのが特徴的です。
長時間作業に向いているタイプなので、「在宅勤務で8時間ずっと椅子の前に拘束される」なんて人におすすめ!
肩こり・腰痛などが気になる人にも安心の設計なので、少しでも快適な在宅勤務ライフを送りたい人に向いているタイプです。
『事務回転椅子タイプ』は安くて手頃な価格で購入したい人におすすめ
職場などでもよく見かける安価で安い事務回転椅子タイプ。2000円台から購入できる安さが魅力的で、その場しのぎでとりあえず椅子が欲しい人におすすめの商品です。
ただ、アームレストが雑作りになっていたり、背もたれが硬く直角になっている場合がほとんどなので非常に疲れやすいというデメリットがあります。
長時間作業する人には向いていないので、購入の際には注意してくださいね。
『エグゼクティブタイプ』は見た目に拘り長く使い続けたい人におすすめ
快適な在宅勤務ライフを送るだけでなく、インテアリアとして見た目も重視しながら選びたいという人は、エグゼクティブタイプがおすすめ。
その他のタイプと比較すると一気に価格が跳ね上がってしまいますが、「長く使い続けたい」「どうせ置くなら家に馴染むものが良い」という人にぴったりです。
機能面においても、座面が広かったり・ソファの様に腰をしっかりと包みこんでくれるなど優秀な商品が勢揃い。
在宅勤務を機会に、しっかりとした椅子を買い揃えたい人におすすめしたいタイプです。
選び方④:椅子(チェア)選びでこだわるなら素材も重要!
快適な在宅勤務ライフを送るためには、素材選びも重要なポイント。
ここでは、『ファブリック製』『メッシュ製』『レザー製』の3種類の選び方を紹介していきます。
最も一般的!硬さのバランスが良い『ファブリック製』
ファブリック製(布)は、職場でもよく見かける超一般的なタイプの椅子です。
ピンク・ブルーなどカラーバリエーションが豊富で、比較的安価に手に入る椅子でもあります。
程よい硬さでバランスも良いので、安く手に入れたい人や特に素材に拘らない人はファブリック製で問題なしです。
群れにくくスタイリッシュな『メッシュ製』
メッシュ製は通気性がよく、長時間座っていることによる熱の蒸れを軽減できます。
また、メッシュ製は柔らかいので、背中を背もたれにかけた時にフィットしやすいのが特徴的。前傾姿勢・後継姿勢問わず作業ができます。
ただ、耐久性が低いものも多いので、激安商品などで耐久性に不安が残る商品は選ばない方が良いです。
丈夫で高級感のある『レザー製』
インテリアとしても馴染みやすく、非常に高級感のある『レザー製』。経年変化も楽しめるなど、皮製品独特の面白さがあります。
そのため、一切の妥協を許さず、椅子にお金をしっかりとかけられるという人におすすめです。
ただし、レザー製を選ぶ時はフェイクレザーなのか、本革なのか素材をしっかりとチェックする様にしましょう。
フェイクレザーだと汚れが目立ち安く、耐久面でも不安要素が残るので、それなりにお金をかけて購入したい人は本革素材がおすすめです。
選び方⑤:快適に過ごすために機能も必ずチェック
在宅勤務ライフをさらに快適にするためには、椅子独自の機能もしっかりと確認しましょう。
高さ調整機能が付いているものは合わせやすい
椅子に高さ調整機能が付いていると、机に合わせやすいだけでなく、その日の作業気分によってあえて低くしてみたり、高くしてみたり自由に調整可能。
使用しているパソコンやモニターの高さにも合わせることもできるので、非常に自由度が高くなります。
アーム・フッド・ヘッドレストが付いていると疲れにくい
長時間作業をしていて疲れた時にソファに座ってしまうと、集中力が切れて仕事に戻れないという経験をしたことはありませんか?
そこで活躍するのが、アーム・フッド・ヘッドレストです。作業の合間・休憩時間も椅子だけで完結するので、集中力を切らす心配もありません。
例えば、ヘッドレストがあれば、首・頭が疲れた時に気軽に休むことができますし、フッドレストがあれば、そのまま寝ることも可能です。
在宅勤務ライフの快適さにおいて、一切の妥協を許したくない人は、こうしたレスト機能を見ながら選んで見てくださいね!
リラックスできるロッキング機能・リクライニング機能の有無もチェック
ロッキング機能とは、背もたれに体重をかけた時に傾斜ができる機能のこと。リクライニング機能は、傾斜をつけて維持できる機能のことをいいます。
休憩時間に背伸びできる程度で良い人はロッキング機能を、横になりたいという人は傾斜角度の大きなリクライニング機能付きのものを選んでみてください。
またリクライニング機能付きを選ぶ際は、フッドレストがあることも重要です。
フッドレストがあることによって、椅子の上でより上質な休憩時間を過ごせます。
腰の痛みが気になる人はランバーサポート付きがおすすめ
長時間作業で腰が痛まないか気になる人は、ランバーサポート(腰部分に付いているクッション)があるかどうかもチェックしてみてください。
ランバーサポート部分に腰かけると、背骨のS字ラインにしっかりとフィットするので、おかしな姿勢になるのを防ぎます。
そのため長く座っていても疲れにくく、腰への負担を軽減。腰痛を持っているという人はランバーサポートを必須条件として選ぶようにしましょう。
在宅勤務におすすめの椅子(チェア)7選
上記の選び方を踏まえて、在宅勤務におすすめできる椅子(チェア)を7商品紹介していきたいと思います。
今回は、安いものから高い物まで幅広くチョイス!ぜひ、自分の目的に合わせたチェアを選んでみてくださいね。
『MyHood オフィスチェア』安くて高いパフォーマンス!
はじめに紹介するのは、MyHoodから販売されているオフィスチェア。
メッシュ素材なので通気性もよく、高反発のクッションを採用しているのが特徴的。
高さもレバーで調整できるので、机の高さにも合わせやすく好きな高さでの作業に臨めます。
非常にバランスが良く、それなりに質も高くお手頃な価格で椅子を探している人におすすめの商品です。
幅:58.5cm
奥行き:50cm
重さ:10kg
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:メッシュ素材
機能:高さ調節・腰サポート・ロッキング(直立〜23度)・アームレスト・ヘッドレスト
『不二貿易 オフィスチェア』豊富なカラバリと安さがポイント
不二貿易のオフィスチェアは非常に安い価格で購入できるのがポイント!購入場所にもよりますが、4000円程度の価格で手に入れることが可能です。
また、安いながらもしっかりとランバーサポートが付いているので、腰の痛みが気になる人も安心。
スリムでコンパクトな設計なので、お家にも馴染みやすい商品です。安価で、「とりあえず椅子が欲しい」という人におすすめな商品ですよ!
座面高:43〜54cm
幅:53cm
奥行き:58.5cm
重さ:7.1kg
タイプ:事務回転椅子タイプ
素材:メッシュ素材
機能:ランバーサポート・高さ調節
『AKRacing ゲーミングチェア Pro-X V2』長時間作業も快適、豊富な機能で充実した在宅勤務ライフに!
少し価格は跳ね上がりますが、快適な在宅勤務ライフを送るために間違いなしな充実を誇る『AKRacing ゲーミングチェア Pro-X V2』。
ゲーミングチェアなので、疲れを気にせず長時間作業にも臨める優秀な椅子です。
価格は50,000円以上と決して安い買い物ではありませんが、それだけ納得度の高い買い物になること間違いありません。
「長時間作業が必須になる方」「これを機会にしっかりとした椅子を揃えたい方」におすすめの商品です。
座面高:32〜39cm
幅:55cm
奥行き:55cm
重さ:25kg
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:PUレザー
機能:高さ調整・アームレスト・ヘッドレスト・リクライニング(最大180度)・ランバーサポート
『Legou(ラッコウ) オフィスチェア』メッシュ素材で通気性良し!レスト機能も充実
フッドレスト・ヘッドレスト・アームレスト完備で、価格も15,000円と比較的安く手に入る『Legou(ラッコウ) オフィスチェア 』。
最大150度まで倒すことができるので、休憩時間中のくつろぎもサポートしてくれます。
またランバーサポートも付いているので、安価でレスト機能が充実している椅子が欲しい人におすすめです。
座面高:42〜50cm
幅:59cm
奥行き:49cm
重さ:ー
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:メッシュ素材
機能:高さ調整・リクライニング(最大150度)ヘッドレスト・フッドレスト・アームレスト・ランバーサポート
『ハーマンミラー アーロン リマスタード』高いが座り心地が抜群!洗練されたデザインが特徴的
価格は10万円以上しますが、ベストセラー商品として非常に人気な『ハーマンミラー アーロン リマスタード』。
機能を最低限に抑え、スタイリッシュさが追求されている椅子で、通気性の良さや、体圧を分散してくれる座面・背もたれの設計が非常に優れています。
気軽に購入できる金額ではありませんが、シンプル・快適・スタイリッシュを求める人におすすめな椅子です。
座面高:38〜48cm
幅:68.5cm
奥行き:40.5〜52cm
重さ:20kg
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:メッシュ素材
機能:高さ調整・リクライニング・アームレスト・フッドレスト
『LOWYA オフィスチェア』手頃な価格でバランスが良い!管理人イチオシチェア
メッシュ素材で通気性が良く、組み立てが非常に簡単な『LOWYA オフィスチェア』。
機能は必要最低限のものに抑え、1万円以内で購入できる非常に安価な椅子です。
もちろん安価だからといって座りにくいなどの不便さもなく、特に拘りがないのであればこのチェアを選んで間違いなし!
ロッキング機能やランバーサポートなどの最低限の機能がしっかりと付いているので、座っていて疲れる心配もありません。
急遽在宅勤務になってしまって、一時的にチェアが欲しいという人にピッタリです。
幅:61cm
奥行き:63cm
重さ:12.6g
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:メッシュ素材
機能:高さ調整・アームレスト・ランバーサポート・ロッキング(最大2度)
『Hbada ハイバック オフィスチェア メッシュ』リクライニングもレスト機能も充実!
椅子として欲しい機能が充実していて、比較的安価に購入できる『Hbada ハイバック オフィスチェア メッシュ』。
基本的な機能はラッコウのチェアと変わりません。唯一違う点としては、ラッコウのチェアには背もたれに上下移動できるクッションが付いてることです。
Hbadaの方が20,000円程度と高くなるので、安いモノが良いという人は、ラッコウのチェアを選択してみてくださいね。
幅:60cm
奥行き:50cm
重さ:19kg
タイプ:エルゴノミクスタイプ
素材:メッシュ素材
機能:高さ調整・リクライニング(最大155度)・ヘッドレスト・フッドレスト・アームレスト・ランバーサポート
番外編:買わないでレンタル椅子を使うのもアリ
使用期間が短期間になるのであれば、レンタルチェアを使うのも1つの手段です!
今回紹介する『CLAS』というレンタルチェアは、なんと月額1,100円から利用可能。ちょっと高級なチェアも月額4,400円程度で借りれます。
長期間に渡って使用する場合は高く付きますが、1年以内の利用であればレンタルチェアの方が断然お得です。
ぜひ購入ではなく、レンタルを希望している人は『CLAS』をチェックしてみてくださいね!
在宅勤務で椅子(チェア)は本当に必要?買うべき2つの理由とは
ここまでおすすめの椅子を紹介してきました。値段を見てみると安い物で3000円程度から、高くなると100,000円を超える物など様々でしたね。
そこで出てくるのが「在宅勤務で椅子は本当に必要なのか?」という問題です。
これに対して私は「椅子は絶対に買い揃えた方が良い!」と断言します!
その理由について、これから2つ紹介していきましょう。
理由①:集中力が高まり生産性が上がる
しっかりとした椅子に切り替えることで変化するのは、何よりも生産性。
これまでパイプ椅子を使用してきた私ですが、ゴツゴツとした座り心地に違和感を覚え、とても仕事に集中できる様な環境ではありませんでした。
もちろん、ソファなどで作業している人にも言えることでしょう。ソファは快適すぎる故に、かえって集中できなくなるものです。
集中する時は椅子に、くつろぎたい時はソファにとメリハリをつけることで、ずっと作業への集中力がアップしますよ!
理由②:肩・腰・首の疲れを軽減できる
パイプ椅子からしっかりとした椅子に切り替えることで、肩・腰・首の疲れが軽減されました。
在宅勤務となると、最低でも8時間程度は椅子にずっと座ることになります。簡易的な椅子であれば、腰が痛くなるのはもちろん、高さも合わずに首や肩に悲鳴が…。
身体にできるだけ負担をかけずに長時間作業をするためには、椅子は在宅勤務に必須アイテムだと言えます。
まとめ
今回は、在宅勤務(リモートワーク)におすすめの椅子(チェア)を7商品紹介してきました!
最悪、椅子はなくても作業事態は可能かもしれませんが、身体への負担や生産性の低下と言った悪影響が生じることは間違いありません。
少しでも作業効率を上げたり、快適な在宅勤務ライフを送るために、今回紹介した椅子選びを参考にしてみてくださいね!
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