「会社を辞めたい…」
そう思ったこと、社会人なら誰しも一回はあるのではないでしょうか?
仕事の内容が合わない、もしくは辛くて辞めたい人。
人間関係が嫌になって辞めたい人。
給与が少なくて仕事を辞めたい人。
もちろん、スキルアップをかねて会社を辞めたい・転職したいという、ポジティブな気持ちの人もいるでしょう。
でも、実際はネガティブな理由で会社辞めたい人がほとんどだと思います。
そんな時「会社を辞めたいって誰に相談したら良いんだろう?」こう考えたことはありませんか?
そこで今回は、会社を辞めたいと思った時、誰に相談したら良いのか、そして相談する相手を選ばないと引き起こるトラブルなどをまとめてみました。
ぜひ、会社を辞めたくて、誰に相談したら良いか迷っている人は参考にしてみてくださいね。
会社を辞めたいと思ったら相談するべき人5選
会社を辞めたら誰に相談したら良いのか、真っ先に思いつく5人(パターン)を紹介していきます。
見出しだけみて、「お!じゃあ上司にしよう!」なんて早まらないようにしてくださいね!
わかって貰えなくても身内はマスト!相談の仕方を一工夫しよう
当たり前ですが、家族に相談するのはマストです。
中には「家族とは仲が悪いから相談できないよ」と言う人もいるかもしれませんが、その仲悪いが話したら怒られることを懸念しての考えであれば、少し改めましょう。
もちろん、父親が借金まみれで音信普通だとか、母親が病気で心配かけたくないだとか、その人なりに複雑な事情を抱えているのであれば話は別です。
単に怒られるのが嫌だからという理由で相談しないという選択をするのは辞めましょう。
まずは、自分の腹を痛めてまで産み育ててくれた母親。社会人になるまで、支えてくれた父親に素直になって会社辞めたい理由を話してみてください。
たとえ理解してくれなくて、なんで理解してくれないのか考えてみると、おのずと理由が分かってくるかもしれません。
心から信頼できる上司や同僚!ただし何を話しても良い場合に限る
続いて、職場の上司に相談してみるのも一つの手段です。
ただ、上司だったら誰でもいいという訳ではありません。
本当にあなたが信頼できる上司なのか、そして、あなたが辞めることを不満に思ったり・私情を勝手に持ち出して来るような上司じゃないかを見極めることも大切です。
直下の上司だと、これまで信頼を置いていても急に変わる場合もあります。だって、相手も人間ですからね。
ちょっと部署が離れた上司に相談してみるとか、はたまた、この人なら本当に大丈夫と判断できる上司にだけ相談するようにしてみてください。
そうしないと、後でも述べますが、会社にいづらくなってしまう原因になります。
本当に会社を辞めたいのなら別ですが、まだ相談段階だというのであれば、慎重にいきましょう。
会社・身内と全く関係ない友人
会社や身内と全く関係のない友人に相談するのも一つの手段です。
例えば学校時代の友達とか先輩。
仕事で出会った友達・同業仲間なんかでもいいでしょう。
自分にとって利害関係がないからこそ、的確なアドバイスをもらえる可能性があります。
例えば、家族だったら お金の問題が大変になるから辞めないで って、都合よく言ってくるかもしれません。
でも友達には、お金の問題なんて発生しないし、利害関係が一切ないので、第三者の視点で客観的に判断してもらえます。
その他人の意見を全て丸呑みするのはさすがに危険ですが、的確かつ私情を挟まない相談相手としてはぴったりでしょう。
ヤフー知恵袋や電話相談サービスなどの匿名相談
ヤフー知恵袋や労働局で行っている電話相談サービスを使って、匿名で会社を辞めたいことについて相談するのも1つの手段です。
ヤフー知恵袋も他人に相談している訳なので、自分よがりな意見とはまた違った角度から指摘を受けることができます。
私も一度は会社を辞めたくてヤフー知恵袋に相談したことがありました。
その時は期待した答えとは全く違う回答で胸を刺されたのを覚えています(笑)
対面じゃない分、きつい意見も飛んでいますが、それこそ一番自分のためになる意見なんじゃないかなと思います。
だって友達とかに相談しちゃうと、人によりますが少しは同情しちゃって遠慮した意見になりかねないですからね。
また、労働局なんかへの相談だったら、会社に環境を指摘してくれることもあります。
ぜひ、面倒だからと言わずに知恵袋や電話相談サービスを利用してみてくださいね!
転職エージェントに相談するのも1つの手
転職エージェントに相談するのも立派な手段ですね。
人によりますが、転職エージェントはプロ視点であなたの状況をヒアリングして、適切に辞めるべきか転職するべきか教えてくれます。
「でもエージェントって、転職進めるんじゃないの?」
昔はそうだったかもしれませんが、今は必ずしも転職を進めるとは限りません。
私自身もエージェントを利用して転職をした時はありますが、送られてくる資料の中に、本当に転職するべきなのか・今の職場に止まる選択肢もあることを伝えてくれます。
なので、一度転職エージェントに相談してみるのもありですよ!
会社辞めたいことについて同じ社内の人間にはむやみやたら相談しない方が良い
さて、ちなみに先ほど会社を辞めたいことを上司に伝えるのもアリだと言いましたが、それは本当に信頼できる上司がいる場合に限ります。
そして、同僚に相談するのもあまりおすすめできません。その理由についてご紹介していきます。
関係のない上司や同僚に情報が漏れて過ごしにくくなる
いくら信頼をおける上司だからと言って、相手は人間。
本当にあなたのことを思ってくれる人なら別ですが、安易にこの人ならと職場の人間に会社を辞めたいことを話すのは辞めましょう。
情報が他の人に伝わると、そこからどんどん噂が広がって、あなたが過ごしにくい環境の出来上がりです。
それに噂は二倍にも三倍にもでかくなって、人に伝わりますからね。
特に会社を辞めたい理由がネガティブな話なのであれば、職場の人間に話さないでおくのが得策です。
「辞めてほしくない」という引き止めに会う可能性がある
また、「辞めてほしくない」と過剰に引き止めに会う可能性もあります。
これって完全に会社の都合だったり、上司の感情が入ってしまった意見なので、あなたの参考になるとは言えません。
逆に、そこまで自分を信用してもらえてたんだな、じゃあ会社辞めるのをやめようなんて思うかもしれませんが、それで本当に今回の件は解決したのか考え直してみてくださいね。
会社辞めたいことを相談する前にしてほしい2つのこと
さて、相談する相手や方法は見つかりましたか?
最後に、相談する前にしてほしい3つのことを紹介して締めたいと思います。
なぜ会社を辞めたいのかをきちんと整理する
なぜ会社を辞めたいのか、ここははっきりとさせましょう。
そして曖昧な分析ではなく、辞めたい理由は深堀すること!
例えば人間関係で辞めたいなら、「こういう特徴でこういう同僚の、こういうところが耐えられなくて、それに対して周りも全然〜」とか、これは一例ですが、詳しく深堀してください。
意外と、「あれ?どうでもいいことかも」と気づくかもしれません。それに、相談相手も、より的確にアドバイスできますからね。
そういう意味では、知恵袋とかで文字に起こして見るのが得策なのかもしれませんね。
会社辞めた後に転職したいのか独立したいのかなど方向をまとめる
辞めたい理由と同時に、会社辞めたいあとどうしたいのかも考えておくとベストです。
まあ、次の職場を決めておくとかまではしなくてOKです。ざっくりと転職を考えているとか、こういう仕事につきたいとか、やりたいことベースにまとめてみてください。
特に転職エージェントを利用する場合は、転職したい職種や条件などを考えておくとスムーズでしょう。
まとめ
あ〜会社辞めたい!
こう思う人って、今じゃ珍しくないし、意外と多いです。
だから、後沿って転職系のサービスがあるんですよね〜。それに生涯雇用が絶対じゃ無くなった今、どんどん転職する人は続出するんじゃないかと勝手に思ってます。
同時に雇用する側もどんどん人を切る。
どんな世の中になるのか想像もつきませんね(笑)
こんな先が闇なんだから、相談はきちんとしましょう。
自分の考えだけで突っ走るのもたまに傷です。
だって、会社辞めたい と焦ってたり、周りが見えなくなっている状況ですからね。
ぜひ、一度冷静になってみてください。
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