突然ですが、下記の1文を違う言い回しで表現してみてください。
梅の匂いがしますね。今年もやっと春がやってきました。
ちょっと考えてみましたか?
私ならこんな感じに表現してみます。
気温が暖かくなり、春本番も目前となった2月。
桜に先立って梅が芽吹き始め、どこか甘酸っぱい香りが漂ってきましたね!
な〜んてリライトしてみます。
伝えたいことは一緒ですが、ちょっと一手間加えるだけで、また違った印象になりますよね!
今回は、ライター修行の1つとして、”リライト”のコツや練習について紹介していきたいと思います!
リライトって何?どうやって取り組んだらいいの?
リライトというのは、すでにある文章を違う言い方で書き直して見るということ。
要は伝えたい内容は同じだけど、違う言葉で伝えるって感じです!
このリライトの練習方法について一助なりの提案をしていきます。
ただ書き直すのでは意味がない!
リライトでありがちなのが、文章の順番を変えただけのリライトですね。
例えばこんな感じ。
今年もやっと春がやってきて梅の匂いがしますね。
冒頭の例を用いて順番を変えてみました!
これは正直リライトなんて言いません(笑)
使っている言葉は同じで入れ替えただけですからね〜。
全く意味のないリライトなので、順番変えるだけで満足するのは辞めましょう。
大切なのは言葉から連想しながらリライトすること
「でも、プロじゃないし、そんな簡単に言葉出てこないよ!」
って思った方いませんか?
確かに数をこなす事は大切ですが、違う言葉で表現する事は別に難しい事ではありません。
例えば、春本番になる前を想像してみてください。
道路に緑が少しずつ見えてきたり。
雪が積もる地域なら道路脇に残る雪をイメージしたり…。
いろいろと想像できませんか?
そういった想像を言葉にして書き起こすだけで、素敵なリライトができます。
鉛色のアスファルトが見え始め、いよいよ春が近づいてきました。
梅の香りがそよそよと春風に煽られ、春の暖かさが素肌にじんわりと伝わってきます。
こんな感じに(笑)
とにかく思った事、想像した事一つ一つを言葉で表現してみる事が大切です。
提案!おすすめのリライト練習法
とはいえ、すぐに出来たら苦労しないですよね(笑)
私なりのリライト練習法を下記で紹介していきます!
ニュース記事の一文をひたすらリライトしてみる
一番力になるのはこれ!
ニュース記事の一文をピックアップして、自分なりにリライトしてみる事です。
それをツイッターで発信するなどしても面白いでしょう!
これを毎日少しずつ繰り返していれば、嫌でも力がつきますよ。
それに、ニュース記事って結構ぶっきらぼうで、冷たい印象がありますよね。
そこに、自分なりに一味加えて、どう温かみを持たせるかなども工夫してみると、さらにスキルアップにつながるかと思います。
1つの言葉から連想できるものを書き出してみる
もう一つの練習方法として提案するのは、1つの言葉から連想できるものをひたすら書き出してみるという事です。
例えば、”春”と一言に言っても、イメージできる事はたくさんありますよね。
- 出会い
- 別れ
- 雪解け
- 暖かい風邪
- 桜
- 緑色
- よく晴れた空
- 入学したてで初々しい小学生
- 新調したスーツに身を包んだ新入社員
まだまだ、春から連想できるものなんてたくさんあります。
その連想出来るものを心の中で留めておくのではなく、とにかく文字として書き起こしてください。
するとイメージする力が自ずと身についてきます!
最後に
今回は、ライター修行の一つとしてリライトについて語ってみました!
これはあくまでも一助的手法です(笑)
ライティングに関する本はたくさんあるので、そういった本で勉強するのもいいでしょう。
ただ、やってみない事には始まりません。
「とにかく下手でもいいから書いてみる!」
これが一番大切です。
ちなみに私がライター時代にライティングの勉強で参考にしていた書籍を紹介しておきます!
左は基礎を固めるのにうってつけ!その上で、技術を磨きたいなら右の書籍を読んでみると力になります。
またライター修行に関する記事を追加していくので、お楽しみに〜!
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